きまぐれポケットのブログ

「二人の囚人が鉄格子から外を見た。一人は地面のぬかるみを見た。もう一人は星を見た。」これはフレデリック・ラングブリッチさんの『不滅の詩』の一節です。退屈な毎日、不快な出来事。もしかしたら見方を少し変えるだけで新しい発見があるかもしれません。このブログは日常の出来事をちがう角度かみたときの変化を書いていこうかなと思ってます。みてね^ ^

短めでってお願いしたらソフトモヒカンにされた話

 

 

長い髪に僕は煩わしさを感じていた。

 

目にかかる髪の鬱陶しさ。

 

その思いが口に出る。

 

 

「短めで。」

 

 

無言で頷くおじさん。

 

僕は与えられた雑誌に目を落とす。

 

 

 

・・・・・。

 

 

 

目を上げる。確信した。

 

 

 

 

 

『こいつ、やりやがった』

 

 

 

床に散らばる毛。毛!毛!!

 

 

頭に残る伐採後の疎林。

 

 

キューピーばりのシルエット。

 

 

 

 

鏡越しにおじさんと目が合う。

 

「いかがでしょう?」

 

 

 

首を回しながら

角度によってはマシに見えるかもしれないという微かな望みが消えた後に僕は言う。

 

 

 

 

「完璧です」

 

 

f:id:kimagurepocket:20181225004746j:image

 

 

 

 

 

 

追伸

僕がいけないんです。

そりゃー短めって言ったらモヒカンになりますよ!男のロマンですから。

 

 

ちなみに周りの評価は上々でした。